『奇跡の水「エビアン」の水源』の巻
蛇口の水はラッパ飲みしないよう先生が言っていたのは遠い昔、近頃はミネラルウォーターばかり飲んでいます。世の中には米研ぎ、お味噌汁にもミネラルウォーターを使う方がいらっしゃると聞いたことがあります。
ミネラルウォーターの中でもエビアンが大好きです。ということで、「エビアンの水源」を訪れたときの話です。スイス旅行で少し足を伸ばして行ってみました。
東京オリンピックでは誰しもが耳にした「IOC(国際オリンピック委員会)」の本部があるのがスイス・ローザンヌ。そのローザンヌ駅から湖へ向かうと見えてくるのが、レマン湖畔に佇む港町「Ouchy(ウシー)」です。港のほとりにチケット販売窓口があります。
スイストラベルパス保持者は湖船が無料で乗れます。チケット窓口でスイストラベルパスを提示するとチケットをもらえました。
ローザンヌがあるスイス、エビアンがあるフランスに囲まれた湖が「レマン湖」です。CGNという船会社がレマン湖を運航しています。時刻表やルートはCGNの公式ホームページでご確認ください。
乗船後、透き通った風を感じながらフランスを目指します。外海ではないので船酔いせずに済みました。
船内は1等席、2等席と別れています。指で隠れて見えづらいですが、さきほどのチケットに「2.cl.(2等席)」と記載があります。
ガラスの向こう側が1等席です。調べたところによるとベル・エポックな雰囲気とのことです。例えて言うと、高級ホテルのロビーのような空間で、喫茶室ルノワールのベロワの椅子のような感じです。
一方、2等席は待合室のような薄いプラスチックです。約35分の船旅には丁度いい硬さです。だんだんと国際的リゾート都市「エビアン」が近づいてきます。
Le Baron Casino Evian(レ・バン・カジノ エヴィアン)がオシャレです。日本にカジノがないので、カジノを見るだけでワクワクします。
外国の方が日本に来るとパチンコ屋さんを見て感動するそうです。
フランスに上陸です。奥に見える建物に高級感が漂っています。
とても街並みが綺麗です。綺麗な街から湧き出る水は鮮度が良さそうな連想をしてしまいます。
マルシェの方が飲んでいる水はもちろん「エビアン」でした。
レストランで出される水も瓶タイプの「エビアン」でした。
ピザがとっても美味しくて、ついつい食べ過ぎちゃいます。
オリーブ、生ハム、チーズ、マッシュルーム、この組み合わせは絶品です。
ピクルスと生ハムの組み合わせは傑作です。
Kronenbourg Blanc(クローネンブルグ ブラン)というホワイトビールが合います。
ビールまで頼んでしまったらチーズを食べるしかないです。ここまで来ると止まりません。
フランスパンを注文してお腹を膨らせます。忘れかけていたエビアンの水源へそろそろ向かいます。
とにかく街がオシャレです。なだらかな石畳の道が広がり、ヨーロッパの雰囲気が溢れています。
鳥取県出雲市と文化観光友好都市だそうです。
住宅街や学校を通り過ぎると見えてきます。
エビアンの源泉「Source Cachat(カシャの泉)」がこちらです。地元の方はペットボトルを持参して汲みに来ているようです。
フレンチアルプスで育まれた水がジャンジャン出ています。
3,000円分くらいが溜まっています。
ヴィッテルのペットボトルを持ってきてしまっていました。
水を汲み終わったら、せっかくなのでお土産を探します。
もちろん絵葉書は一通りチェックします。
フランスと言えばマカロンですが賞味期限も気になります。
やっぱりエビアンのマグネットですね。ボトルの中にはおそらくエビアンであろう水が入っています。水道水で作られていてもエビアン産の水に違いない。
イッセイ・ミヤケのボトルとかありましたが割れそうなのでパス。
港に戻ります。
復路のCGNがやってきました。
だんだんとローザンヌが見えてきました。半日あれば十分楽しめます。最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
スイス旅行をご検討の方は、スイス旅行専門店「アレントラ」までご相談ください。
0コメント